病理学
炎症反応の分子基盤と炎症反応が生体に及ぼす影響についての研究
医歯薬
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先進医療研究





代表者
教授 松川 昭博
2005年〜: 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科, 教授
2021年〜: 岡山大学学術研究院医歯薬学域, 教授
専門分野
実験病理学、免疫学
研究概要
私たちは、「炎症と生体反応」に着目して研究を進めています。炎症は、外的および内的要因によるさまざまな侵襲に対して発動される生体防御修復反応です。しかし、過剰な炎症は時に致死的となり、くすぶり型の慢性炎症は、自己免疫疾患、アレルギー、メタボリック症候群、神経疾患やがんの発症・進展を引き起こします。私達は、炎症の分子基盤について研究し、炎症性疾患やがんの新規治療法戦略創出を目指しています。
主な研究テーマ
1.炎症・炎症性疾患の分子基盤解明
2.炎症とサイトカン情報伝達
3.炎症とがん
4.敗血症の病態解明
5.サイトカイン・ケモカインと疾患
6.エクソソームとmiRNAによるがんの制御
7.鉄制御を用いた新しいがん幹治療法の開発
8.革新的医療材料・医療機器の開発
9.AIを活用した医師支援機器の開発
医歯工連携・異分野連携で、医用材料、医療機器、医薬品の開発に取組んでいる。
関連特許情報
特許
▪ 第5706579号 リン酸化プルランの製造方法 登録日:2015年3月6日
▪ 第6619870号 生体吸収性のヒート又はフィルム 登録日:2019年11月22日
▪ 第6961504号 徐放性デバイス 登録日:2021年10月15日
▪ 第6964312号 生体吸収性のヒート又はフィルム 登録日:2021年10月21日
特許申請
特願2021−143629(出願日:2021年9月3日)PCT/JP2021/035038(出願日:2021年9月24日)
研究室所属者
岡山大学, 医歯薬学域, 助教
2021年度: 岡山大学, 医歯薬学域, 助教
吉村 禎造/藤澤 真義/大原 利章/渡邊 治之/加戸 夕貴/越智 由香里/小槇 志保