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環境生物薬学

環境微生物の有害性と有益性

医歯薬

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先進医療研究

金属プロテアーゼ病原ビブリオ病原性ビブリオポルフィリンPathogenic vibrio人食い菌Metalloproteaseプロテアーゼ菌密度依存性調節ブラジキニン病原因子ヘム化合物受容体蛋白質Heme compoundPorphyrin肥満細胞ラフトヒスタミン開口分泌ビブリオ・バルニフィカス

代表者

教授 三好 伸一

2000 – 2001年度: 岡山大学, 薬学部, 助教授
2002 – 2004年度: 大学院・自然科学研究科, 助教授
2005 – 2007年度: 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授
2021年度: 医歯薬学域, 教授

専門分野

衛生薬学

研究概要

環境微生物の有害性と有益性

1.細菌細胞の環境変化感知と環境適応:
多くの病原細菌は,2つの生活圏,つまり「環境(水や土壌)」と「宿主(ヒト)」の間を行き来している。そして,それぞれの生活圏に順応するため,周囲の物理的あるいは化学的な変化を的確に感知し,新たな生活様式の確立に向けた集団行動,例えば病原能力の発現,外来遺伝子の獲得,抗菌性物質や代謝・分解酵素類の生産,バイオフィルムの形成などの行動を開始する。私たちの研究室では,コレラ菌など,病原性のビブリオ属細菌について,周囲の温度変化を感知して,毒素や病原因子の生産を調節するシステム,および休眠型細胞へと移行するシステムに関する研究を行っている。この研究は,コレラ流行が繰り返されているインド国に設置した「インド感染症共同研究センター」と協同で遂行している。 

2.病原細菌と宿主感染防御因子のせめぎ合い:
飲料水や食品を介して経口的に宿主(ヒト)に感染した微生物は,一般的には,胃酸,胆汁酸,腸管抗菌ペプチド,常在菌など,様々な宿主の構成的感染防御因子の作用を受けて排除される。しかし病原微生物は,それらの感染防御因子に対して抵抗性を示し感染症を成立させる。私たちの研究室では,病原性のビブリオ属細菌に関して,経口感染後に感染症(下痢症など)へと進行する過程を解明するため,種々の宿主感染防御因子に曝された際の細菌細胞の応答について研究を行っている。

3.環境微生物による有害化学物質の分解:
有害化学物質による環境汚染を修復する方法の1つとして,高い分解能力を有する特定の微生物を用いた生物学的方法が知られている。私たちの研究室では,河川水や土壌などの環境試料から,家庭用洗剤などに含まれる界面活性剤成分に抵抗性を示す細菌を単離した。現在は,界面活性剤成分を分解する細菌を単離し,その分解経路について研究を行っている。

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